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2010/03/26

白い鳥黒い鳥-逃亡の末に-

全4話
その1『白い鳥黒い鳥-出会い-』
その2『白い鳥黒い鳥-新生活-』
その3『白い鳥黒い鳥-大事なもの-』
の続き、最終話になります♪



白い鳥その4
「ふぅ…
仕事が一段落したから、リク抱っこしてや――」
あっ、と。リクはもういない事に気がつく。

でもこれでいいんだ。
リクは可愛がられて幸せになっている。
うちにいてほったらかしにされてるよりずっといい。
そんな事を考えながらも、ついつい目はいつもリクがいた部屋の隅を見てしまう。
仕事机から見える部屋の隅。リクは部屋の隅が好きだった訳じゃなく、もしかしたら姿が見えるから
あそこにいたのかもしれない、と初めて気がつく。そして。
足に残る…リクがしがみつく腕の感触。
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璃久&ルドルフ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/26

白い鳥黒い鳥-大事なモノ-

白い鳥黒い鳥-出会い-』『白い鳥黒い鳥-新生活-』の続きになります♪

「リク、おいで。」

白い鳥その3
(抱っこ…)

(でも、チガウ。
ルドの抱っことチガウ…ルドは、ボクが白い鳥だったらよそにやったりシナカッタ?)

(首、いたい…)
白い鳥その3

「なに?首?
あぁ、首輪がキツいんだね。待って、外してあげるよ。
ついでにこれも。何だか手垢で汚れてるから外すよ。
今度もっといいの買ってあげるから。」

(外す?
ナニヲ?)

(あっ、ボクの十字架。
ルドにもらった十字架…)

白い鳥その3

(ボクの…
返して!)

「あっ、こらっ
噛むんじゃない!」

「リク、悪い子はムチでたたくよ。これは躾だからね。」
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璃久&ルドルフ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/26

白い鳥黒い鳥-新生活-

白い鳥黒い鳥-出会い-』の続きになります。
そちらを読んでいない方はそちらから♪


こいつがうちにやって来てから半年がたった。
もともと"鳥"はしゃべったりしない生きものだが、こいつは特に静かだ。
私が仕事をしている時は、部屋の隅っこにいて。
うとうとしているかと思うと、胸につけてやった十字架をいじって遊んでいる。
休憩しにソファに来ると、遊んでとばかりにやって来て。
白い鳥その2
足にしがみつき…
゛抱っこして゛の意思表示らしい。

「ほら、膝に来てもいいぞ」
うちに来てすぐの時に。あんな店の隅で誰にも愛情をかけられずに育ったかと思ったらかわいそうになり。
うっかり゛抱っこ゛してやったら癖になってしまった様だ。
白い鳥その2
「お前、いい加減重い」
゛鳥゛は人間の言っている言葉はわかるらしいんだがこいつは、こういう時だけは分からないフリをする。

そんなある日。
友人がうちに遊びに来る事になった。
少しの間預かって躾とかしていた鳥を元の飼い主の所に返しに行く途中寄るというのだ。
あらかた完璧に躾られた鳥を自慢しに見せにくるのだろう。
彼が連れて来たのは可愛い白い鳥。
白い鳥その2
お行儀よくソファに座り、にっこり笑う。
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璃久&ルドルフ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/07

白い鳥、黒い鳥-出会い-

こちらは、現在のりっくん達とは全然別のお話しになります。
ファンタジー設定なので、住む世界や時代、場所も違います。

ここはある街のはずれにある一件の鳥屋。
街はずれにある割りにはぽつりぽつり客がやって来ます。

黒い鳥
春の初めに入荷した可愛い白い鳥。
高値で売りに出されたのにあっという間に買われていきました。

同じ頃に入荷した黒い鳥。
黒い鳥
ちょっと籠を覗き込み…皆顔をしかめて通り過ぎていきます。

春が過ぎ、夏が過ぎ、秋も過ぎ。冬も終わりという頃。
店にふらりとやってきた客が足を止めます。

「店主、あれはなんだ?」

黒い鳥

「はぁ、ちょっと育ち過ぎちまって籠に入ってませんが。安くしときますよ!」
「売り物か?」
「ちょっと凶暴だったりしますが。見てくれは悪くないので。
今なら格安、オマケで首輪も――」

店主の熱心なセールスに負けてその男はその育ち過ぎた黒い鳥を渋々買う事に。
「鎖につないだまま連れて帰ります?」
「いや、大丈夫だろう。鎖は外してやってくれ」
黒い鳥

初めて見る外の世界。
そして、初めて解き放たれる繋がれていた鎖…。
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璃久&ルドルフ | Comments(0) | Trackback(0)
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